本日公開の『母べぇ』て映画、そういえば前回紹介した武士の一分の山田洋次監督の作品なんすね。
・・・って出だしを考えてたんですが、ニコニコ動画に夢中になってる間にいつの間にか日付も変わってこんな時間に。
おのれニコニコめ!! ニコニコめ!!とりあえずこの映画、前回ご紹介した武士の一分に連なる三部作や、学校シリーズなどで有名な山田洋次監督の作品。
また、武士の一分で加世役を演じた壇れい女史や、同じく島田役を演じた坂東三津五郎氏が、主要人物役に抜擢されているとか。
映画館で映画見たのって、たしか高校のときに親父と二人で『ハウルの動く城』見たのが最後だったと思うんですが、これはちょっとだけ見に行きたいかもしらないなぁ!
てことで今日は海坂藩三部作の第一作目、たそがれ清兵衛をご紹介いたします。おっす! 今日は最初っから本と映画と両方用意しましたっす!
保険っす! おっすおっす!
時は幕末。舞台は藤沢ファン第二の故郷、海坂藩。
勘定組に務める50石録りの下級武士・井口清兵衛(真田広之)は、夕方になって下城の太鼓が鳴り響くとイの一番に詰所を飛び出すことから、同僚たちの間で「たそがれ清兵衛」と呼ばれていた。
そうして毎日、彼は寄り道もせずに家に帰り家事と内職にいそしむ日々を送る。
年老いてボケてしまった母親とまだ幼い二人の娘の世話をしなければならない。嫁がいれば話も変わるのだが、その妻女は労咳を煩わせ既に他界しており、また生前の彼女にあてた薬代やその葬儀の費用なども、借金として残っている。
そんなある日、清兵衛は祐筆を務める親友・飯沼倫之丞(吹越満)と再会し、御番頭の甲田家に嫁入った彼の妹・朋江(宮沢りえ)が、夫の酒乱、またそれによる暴力に晒されていることを見かねて、最近離縁させたという話を聞く。
しかし朋江の元旦那である甲田豊太郎はこの離縁話を不服とし、ある晩酔った勢いで飯沼家に押しかけ、倫之丞に果し合いを申し込んでいた。
「しかしそれがしは・・・はっきり言うが、木刀すら握ったことがない」
無茶を言い立てる豊太郎(大杉漣)に、倫之丞は必死で抗弁するがそれも通じない。また彼は学問には強いものの、荒事は滅法苦手としていた。
ちょうどその場に居合わせた清兵衛は、困り果てた倫之丞と、豊太郎の没義道を見兼ねて名乗り出る。
「その果し合い、代役ではいけませぬかな?」んだよちきっしょー、wikiがよー・・・すっげ詳しくあらすじ書いてやがるからよー。そのままだと悔しいからってそれで毎回時間がよー。ちっきしょ・・・wikiのやr・・・
すいません。取り乱しました。
さて、前回の記事で散々原作の素晴らしさを語ったあとにお前それ胡散臭ぇよとそう思われるかもしれませんが、
このたそがれ清兵衛。素晴らしい映画ですよ!あー・・・ダイソーで
説得力売ってねぇかなぁ・・・
いや、真面目な話、前回の
『武士の一分』は原作に忠実なことを全面に押し出してご紹介しましたが、この
『たそがれ清兵衛』については、映画紹介ブログの本分に立ち返り、文章では表現出来ない映画的魅力について触れたいと思います。
まずは山田洋次監督による徹底された歴史考証。
水戸黄門において助さんだか格さんが
「凄いスピードだ」とか発言しちまったり、江戸時代を舞台にしてるはずなのに飛行機雲が映りこんでたりといい加減な時代劇が多い中、この作品では暗闇にまで拘った!
特に夜間のシーンにおいて、当時街灯など存在しないにもかかわらず不自然または不必要な明るさが見受けられる時代劇映画が多い中で、まさにこのような暗さであったであろうと観客を納得させ映画全体の彫りを深いものにしている。屋内での余吾との決闘シーンにおいてもその屋内の暗さは、田中泯の迫力と合わさってリアルな立ち回りを演出している。のです!
ちきしょうそうだよwikiの引用だよこれも!!!!11ああ、アイデンティティが奪われていく・・・
あ、それと三部作全部に言えることですが、原作だと標準語で書かれていた台詞が、映画だと地方の言葉になまってるのなんかも、原作になく映画にある魅力ですね。
へっへへ、うぃ、wikiにはねぇぜこれ(どんだけ根深いルサンチマンだよ)
とりあえず、今後『隠し剣 鬼の爪』を紹介する機会でも来なければもうチャンスもないと思うので、最後にもう一度だけ、藤沢周平について触れておきたいと思います。
彼の書く作品の主人公は、穎脱した剣舞を誇りながらも普段はうだつのあがらない人生を歩んでいる、そういう平侍がほとんどです。
だいたい平均して40ページ前後の各話の中で、そんな彼らがたった一度だけ、剣戟のシーンでだけはヒーローになる。
こういうところにロマンを感じる人ってのは、少なくないんじゃないでしょうか?
また、時代小説としての小手先の設定だけでなく、人間関係における感情の描写も繊細ですので、読後に必ずや、なんらかの感情の機敏を感じることが出来ることと思います。
文章にも独特の風情があり、例えば、このたそがれ清兵衛の単行本に収録されているあるエピソードからの引用ですが
父があるときを堺にみるみる老けたように、いま自分の若さが終わったのを感じていた。どうでしょう?
この一文から既に、説明するのも無粋に尽きる、そんな情緒を感じ取れないでしょうか?
この部分がどの作品からの引用なのかは、是非皆さんの目で確認して頂きたく思います。
あ、あっれー・・・あー、そうだ映画ね。映画の話するとこだっけねここ。え、えーとね、
たそがれ清兵衛のヒロイン役は、伊右衛門茶のCMの宮沢りえなんだよ!おっし、おk。
それでは、興味を持ってくださった方は是非、お近くのTUTAYAに出掛けてみて下さい。
書籍を扱ってる店舗もあります。テーマ:映画紹介 - ジャンル:映画
- 2008/01/27(日) 01:12:45|
- 邦画
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お久しぶりです。
ブログ毎回楽しみに拝見させて戴いています。
「武士の一分」はキムタクの演技が「スマスマ」のコントっぽくて余り受け付けなかったのですが、「たそがれ清兵衛」はしみる映画でしたね。
僕も藤沢文学は大好きですよ。
「用心棒日月抄」とか映画化して欲しいですね。
- 2008/02/03(日) 17:49:20 |
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- 晋撰堂 #-
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おお、おひさっす!!
武士の一分は結局キムタクがキムタクでしかなかったのと、あのラストがどうしても気に入らない。
原作の情緒はどこに消えたどこにと。
たそがれ清兵衛は藤沢原作を読む前に、高校の日本史の授業で見せられたんですよ。
なんで原作と比較することなく純粋に見られたのがよかったのかもと思います。
隠し剣鬼の爪、見るべきか見ざるべきかそれが問題だ・・・
- 2008/02/03(日) 21:14:57 |
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- 右 #-
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バター100g中には、脂質/81.0g、ビタミンA/570μg、レチノール/500μgが含まれます
http://gaud.thriftystmartin.com/
- 2008/10/25(土) 16:29:16 |
- URL |
- アラン・スミシー #-
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